今回も、「個別契約書の書き方のポイント」についてご説明いたします。

 

派遣法26条では、個別契約書に記載しないといけない項目が規定されています。

 

その中の1つ、「派遣労働者から苦情の申出を受けた場合の苦情処理に関する事項」

の記載方法を説明いたします。

 

派遣元指針、派遣先指針には

 

 「派遣元事業主及び派遣先は、派遣労働者の苦情の申出を受ける者、派遣元事業主

  及び派遣先において苦情処理をする方法、派遣元事業主と派遣先との連携のため

  の体制等を記載すること」

 

と規定されています。

 

個別契約書には、

 

 【苦情処理担当者】

  派遣元: ○○○○部 主任 ○○○○ 電話番号 06-○○○○-○○○○

  派遣先: △△△△課 課長 △△△△ 電話番号 06-△△△△-△△△△

 

 【苦情処理方法】

  ① 派遣元における苦情処理担当者が苦情の申出を受けたときは、ただちに

    派遣元責任者へ連絡することとし、当該派遣元責任者が中心となって誠意を

    もって、遅滞なく、当該苦情の適切迅速な処理を図ることとし、その結果に

    ついて必ず派遣労働者に通知することとする。

  ② 派遣先における苦情処理担当者が苦情の申出を受けたときは、ただちに

    派遣先責任者へ連絡することとし、当該派遣先責任者が中心となって誠意を

    もって、遅滞なく、当該苦情の適切迅速な処理を図ることとし、その結果に

    ついて必ず派遣労働者に通知することとする。

  ③ 派遣先及び派遣元は自らでその解決が容易であり、即時に処理した苦情の

    他は、相互に遅滞なく通知するとともに、密接に連絡調整を行いつつ、その

    解決を図ることとする。

 

と記載していただければ結構です。




(資料)
 厚生労働省 「労働者派遣事業関係業務取扱要領(平成30年7月6日以降)」

 https://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/jukyu/haken/youryou_h24/dl/all.pdf

 厚生労働省 「平成27年労働者派遣法改正法の概要」

 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000098917.pdf